やもうど の うた

山人の賦 I――尾瀬・奥只見の猟師とケモノたち

●平野惣吉 述/志村俊司 編 ●定価(本体2000円+税)  

白日社《聞き書きシリーズ》


雪の奥山に繰り広げられた猟師とケモノの必死の知恵比べ!
山の女
平野惣吉 述/志村俊司 編   著者紹介
山人の賦 I――尾瀬・奥只見の猟師とケモノたち   目次
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 猟師の使うあの手この手。ケモノたちの驚くべき知恵と行動。双方の手の内を知り尽くした猟師が語る面白い狩りとケモノの話。奥義を究めたイワナ釣り談義。怖い雪崩の話。シャクシぶちとシャクシ小屋。ネズミ年・飢餓年の話…。

 尾瀬の北、2000メートルを超す山々に囲まれ、半年は雪に埋もれる桧枝岐村。そこで農耕のかたわら夏はイワナを釣り、冬はケモノを狩り、木を伐ってシャクシを作って生きてきた85歳の猟師の物語。
 その話には苦しかった暮しのかげは微塵もなく、さわやかで、人間の心のやさしさと豊かさが溢れている。
  • 四六判 上製
  • 240ページ
  • 定価(本体2000円+税)

  • ■著者紹介

    平野惣吉(ひらの・そうきち)

    1900年(明治33年)4月3日、
    
    福島県南会津郡桧枝岐村に、平野重太郎の三男として生まれる。
    大正9年、現役兵として入隊、除隊後、平野ミヨと結婚し、
    平野仲七の養子となって大津岐開拓に入る。
    昭和12年38歳で召集され、中国大陸を転戦、帰還後矢櫃平開墾に入り、
    終戦後、奥只見砂子平の開拓に参加、現在に至る。
    その間、農耕、狩猟、木工、漁労などにより生計を立てる。
    本書刊行時、夏は桧枝岐村砂子平、冬は本村に居住。

    志村俊司

    (株)白日社代表取締役。東京大学文学部フランス文学科卒業。
    
    図書新聞を振り出しに、総合雑誌「日本評論」の編集長、
    紀伊国屋書店編集部長、竹内書店編集部長を経て、昭和48年に
    白日社を創業、現在に至る。

    ■目次


    まえがき
    ◇山人
     貧しい家さ生まれて
     山で生まれた者
     大津岐の開拓
     砂子平の開拓
     シャクシぶち
     漁師
     雪山
     犬
    ◇山のケモノたち
     小さなケモノたち
     クマ
     クマオソ
    ◇クマ狩り I
     クマ狩り場
     初めてとったクマ
     秋のクマトメ
     いい鉄砲買ってから
     片貝の七里でとったクマ
     一人でとったクマ
     大グマ
    ◇クマ狩り II
     跡がくし・跡結び・後ろエビ・後っちゃり
     クマに食われた人たち
     クマ狩りは
     最後のクマ狩り
     近詠――短歌六首
    あとがき


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