赤の発見 青の発見 高輝度LEDで光の三原色をつくった天才たち

●西澤潤一×中村修二 著 <改訂普及版>●定価(本体1500円+税)  

ノーベル賞、中村修二さんおめでとう!


世界の頭脳二人が、
世界を変える発見に至った経過、創造力を発揮させる必須条件、
科学、技術、そして日本のあるべき姿を初めて語りあった!

西澤潤一×中村修二 著   著者紹介
赤の発見 青の発見
高輝度LEDで光の三原色をつくった天才たち
  目次
     
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ノーベル賞、中村修二さんおめでとう
知能犯と暴力犯による毒舌対談集!
世界的発見・発明に至る経過、創造力を発揮させる必須条件、
科学、技術、そして日本のあるべき姿を初めて語りあった!

  • 四六判 並製<改訂普及版>
  • 276ページ
  • 定価(本体1500円+税)

  • ■著者紹介

    西澤潤一(にしざわ・じゅんいち)

    赤色と緑色の高輝度LEDの発明者。
    東北大学総長、岩手県立大学長、首都大学東京学長などを歴任。工学博士。世界的な半導体研究者。
    1926年(大正15年)仙台市に生まれる。
    日本学士院賞、文化勲章、本田賞、エジソンメダルなどを受賞。
    『闘う独創技術』など著書多数。

    中村修二(なかむら・しゅうじ)

    青色の高輝度LEDの発明者。
    カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。
    1954年(昭和29年)愛媛県に生まれる。
    仁科記念賞、大河内記念賞、本田賞、朝日賞などを受賞。
    2014年ノーベル物理学賞。
    著書に『怒りのブレイクスルー』などがある。

    ■目次


    
     プロローグ――11
     「ヘテロ接合」にノーベル物理学賞――11
     日本人がすごく貢献している分野――14
     才能にあふれ、実現力があり、地方都市で世界的成果――18
     発光ダイオードの構造――21
     「つくる方法」の発見――22
     言葉を超える理解力――24

     第一章 赤の発見     西澤潤一

     自然に対する観察と経験が、「定説」への疑問となった――28
     前段階としてあった半導体レーザーの特許――30
     光ファイバーとAPD――32
     光ファイバーの特許と高純度化――33
     組成と純度が未解決だった――35
     蒸気圧制御温度差法の考案――36
     科学の基本原理と合わない?――39
     熱処理と成長法のデータが一直線に並んだ――40
     化合物半導体は、組成比でp型n型が決まる――43
     成果をきちんと認めてくれた住友電工――45
     スタンレー電気との共同研究――47
     緑の発見――48
     青は発見したけれど……――51
     失敗に対する恐怖心をもって……――52
     問題解決の熱意と工夫――53
     結晶成長という難解な世界を切り拓く――55
     第二章 青の発見     中村修二
     入社一〇年の苦闘がかけがえのない財産となった――60
     青の発見に導いた独創技術を開発――61
     なぜ会長は直訴を認めたか――63
     先駆者を抜いて世界一へ――65
     豊田合成の膨大な特許がザルだった理由――67
     社会主義の国、日本よさらば!――69
     LED信号機は、世界で使われ始めている――71
     つくる装置を自分で改造できたという強み――74
     半導体をノコギリで切れ、という笑い話――77
     アメリカの技術なんて、大したことなかった――79
     経営陣の方針に逆らう――80
     社長命令を破り捨てる――82
     会社への忠誠心ゆえの悩み――85
     日本的組織が技術力を失わせる?――86
     棚上げされて日亜を去る決心。退職金はゼロだった――89
     頭にはpn接合のLEDしかなかった――91
     特許係争に負けて豊田合成がつぶれる?――93
     アメリカの大学へ――94
     肩書きでなく、力で評価する風土を――97
     第三章 赤の発見、青の発見     西澤潤一×中村修二
     発見なくして大発明なし――102
     発明と発見――ウソを見破る力とは――102
     なぜナカムラが勝ったのか?――110
     なぜニシザワは勝ったのか?――118
     「世界は信じ、日本は信じない」という謎――124
     フェーズダイアグラムを見直せ――129
     二人の成果が、世界を動かした――132
     ノーベル賞と特許――141
     第四章 結晶という《宇宙》     西澤潤一×中村修二
     結晶は未開拓の広野――150
     結晶成長に関する「西澤理論」――150
     窒化ガリウムの「中村理論」――155
     《生きもの》をつくり、可愛がるのが結晶成長だ――159
     トランジスタも結晶成長がすべてだった――162
     エピタキシーの登場――167
     観察力がすべてを決める――171
     「何を見るか」がなければ、何も見えない――175
     天才は口で説明するのがむずかしい?――180
     化学の視点で結晶成長を見ると……――186
     第五章 創造的であるために     西澤潤一×中村修二
     創造的人間を育てる――194
     いまなお創造的な人が排斥される日本――194
     事後評価制度を導入すべし――196
     真のアカウンタビリティーを――200
     画一均等主義をやめよう――203
     まず型にはめなくては、個性が育つはずがない――205
     「責任」がなければ人ではない――208
     実力主義がまず基本――210
     発明者と会社の関係を改善する――213
     上司と組織の問題――215
     一枚の揮毫が語るもの――217
     サイエンスという「知」――220
     業績を正当に評価する――225
     暗記と思考はもともと両立しないもの――227
     「よく考える人」を超一流の大学へ入れよう――230
     創造的な人間にさみしい思いをさせるな――233
     第六章 夢は地球を駆けめぐる     西澤潤一×中村修二
     技術の夢を語ろう――238
     北極海に光ファイバーを!――238
     増殖炉と水力発電が日本の道――242
     二酸化炭素は、温暖化より窒息死のほうが問題――246
     原子炉の廃棄物処理にも可能性はある――249
     三峡ダム入札で日本企業が負けた理由――251
     理論が先か、モノが先か――252
     トヨタがつぶれるときが日本の終わるとき?――255
     嫉妬心を超えて――256
     学者よ、本当のことを発言せよ――258
     日本国憲法は、年寄りの差別を肯定している!?――261
     エピローグ――1 西澤潤一――265
     エピローグ――2 中村修二――270







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